バスケットボールでは、ポジションをガード(G)、フォワード(F)、センター(C)の3つに大きく分類することができます。そして、そこからさらに細分されているわけですが、バスケのガードはどういったポジションなのでしょうか。
そこで今回は、バスケのガードとは何か、日本代表の注目ガードをタイプ別に解説していきます。
バスケのガードとは?役割とは
バスケのガードはバックコート側のポジションの選手を指しており、ポイントカード(PG)とシューティングガード(SG)に分類することができます。ポイントカードとシューティングは、同じガードと一括りにされることが多いですが、選手やチームによって役割が異なり、求められることも変わってくることが多いです。
では、バスケのガードとはどういったプレーを行っているのでしょうか。
司令塔
バスケのガードに分類されているポイントカードは、司令塔やゲームメーカーの役割を果たすことが多いです。そのため、ポイントカードはコート上の監督とも表現されることが多く、ボールを運んだり、味方にパスを出してチャンスを演出したりすることが求められています。そして、司令塔型のポイントカードには、広い視野やバスケットボールIQの高さ、判断能力、パスセンスなどが必要です。
司令塔型のポイントカードとしては、タイリース・ハリバートン選手やクリス・ポール選手などが挙げられます。
スコアラー
バスケにはスコアラーやエースと呼ばれる選手がおり、ポイントカードやシューティングガードの選手がその役割を担うことがあります。ポイントカードでスコアラーの役割を担おう場合はコンボガードとも呼ばれ、ジェームズ・ハーデン選手などがいますね。
スコアラーの役割を担う選手には、高いシュート成功率に加えて1人で状況を打開できるほどの突破力が必要とされます。
シューター
ポイントカードとシューティングガードのポジションには、司令塔やスコアラーの役割だけではなく、シュータータイプの選手が多く配置されることがあります。シューターとは、3ptシュートを得意にしている選手のことを指し、ステフィン・カリー選手は歴代最高とも評価されていますね。
シューターの選手にもタイプがあり、味方からのパスをキャッチ&シュートするタイプと、それができつつドライブで打開できるタイプとなっており、後者であるのがステフィン・カリー選手です。
スラッシャー
近年のNBAは3ptシュートが主流となってきているので減ってきてはいますが、スラッシャーと呼ばれるタイプの選手がおり、シューティングガードをメインポジションである選手が多いです。
スラッシャーはスピードとハンドリングスキル、高い得点能力を兼ね備えているシューティングガードで、バスケの神様であるマイケル・ジョーダン選手やコビー・ブライアント選手が当てはまります。
守備型
ポイントカードやシューティングガードにはエース級の選手が配置されていることも多く、チームによってはそれに対抗できるだけのディフェンス力を持ったプレイヤーを起用することがあります。
そのため、守備型のポイントカードやシューティングガードの選手は、オフェンス力はそこまでありませんが、ディフェンス力に優れていてエースにマンツーマンでべったりくっつき、体力や集中力を削ぐという役割を担うことが多いです。
守備型のガードとしては、ドリュー・ホリデー選手やアレックス・カルーソ選手が当てはまるのではないでしょうか。
日本代表の注目ガードをタイプ別に解説
上記のようにガードと言っても、ポイントカードとシューティングガードに分けることができ、様々な役割を担っています。そして、チームには違うタイプのガードを揃えておくことで様々な状況に対応することができ、それが勝利に結びつくことが多いです。
バスケットボール日本代表にもBリーグのスター選手や若手有望株といった選手がいますが、どのようなタイプに分けることができるのでしょうか。
それでは、バスケットボール日本代表の注目ガードをタイプ別にみていきましょう。
富樫勇樹
日本代表の注目ガード1人目は、千葉ジェッツふなばしでも活躍している富樫勇樹選手です。富樫勇樹選手は167㎝というバスケ選手としてかなり小柄な体格をしていますが、それを補えてしまうほどのスピードと得点力、パス能力を兼ね備えています。
富樫勇樹選手は身長がかなり低いので、体格差でディフェンスの穴として狙われることが多いですが、スピードを生かした粘りの守備をし、オフェンス時にはショート・ミドル・ロング問わずシュートを決めることが可能です。
河村勇輝
河村勇輝選手はNBAのメンフィス・グリズリーズやシカゴ・ブルズと2way契約を結んでいた選手で、現在は契約解除となってしまっている状況です。河村勇輝選手はNBAの舞台で活躍が期待されているほどの実力者で、スピードがあって172㎝と小柄であることから富樫勇樹選手と似たタイプと考えられています。
しかし、スコアラータイプのポイントカードである富樫勇樹選手に対して、河村勇輝選手は司令塔型でビハインドザパスやノールックパスなどトリッキープレーを得意にしています。
富永啓生
富永啓生選手はネブラスカ大学などでプレーし、2025年12月現在はレバンガ北海道に所属しているシューティングガードです。
富永啓生選手は富樫勇樹選手や河村勇輝選手とは全く異なるタイプのガードで、和製ステフィン・カリーと称されるほどの精度の高い3ptシュートを武器にしています。ただ、富永啓生選手の場合はドライブでシュートスペースをクリエイトするタイプではなく、味方からのパスをキャッチ&シュートするスポット型です。
齋藤拓実
齋藤拓実選手は名古屋ダイヤモンドドルフィンズに所属する選手で、FIBAバスケットボールワールドカップ2027 アジア地区予選の日本代表メンバーに選出されました。
齋藤拓実選手は司令塔型のポイントカードですが、河村勇輝選手よりもテクニカルなイメージが強い選手です。2025年12月1日に行われたチャイニーズタイペイ戦で、齋藤拓実選手はビハインドザパスやダブルクラッチ、セルフ又抜きパス、フローターシュートなどテクニック技を披露し、魔術師とも評されています。
まとめ
今回はバスケのガードとは何か、日本代表の注目ガードをタイプ別に解説しました。
バスケのガードは求められることが様々ありますが、近年はポジションレス化が進み、二コラ・ヨキッチ選手などのような大型選手がゲームメイクすることも多くなっています。
そして、日本にもNBAで活躍が期待される河村勇輝選手や富永啓生選手など若手選手がいるので、これからの成長を楽しみにしておきましょう。






